【特別レポート】バーチャルタレントの未来を拓く20講─八文字学園×ボンド「バーチャルタレントの未来創造」完結

2025年10月よりスタートした、学校法人八文字学園(茨城県水戸市)とボンドによる産学連携プロジェクト「バーチャルタレント育成講座」が、2024年1月23日、全20回にわたる全工程を終了いたしました。

本プロジェクトは、急速な進化を遂げるバーチャル・メタバース市場において、単なる知識の習得に留まらず、「即戦力として業界を牽引できる人材」の育成を目的に実施されました。IT・デザイン・クリエイティブを志す八文字学園の学生たちに向け、弊社が培ってきたVTuberマネジメントの全ノウハウを体系化して提供。最終回を迎えた今、その歩みを振り返ります。

1. 現場の「リアル」を詰め込んだ、全20回の多角的なカリキュラム

本講座の最大の特徴は、VTuberやVライバーを「エンターテインメント」としてだけでなく、一つの「ビジネス・職業」として捉えた点にあります。

全20回のカリキュラムは、大きく分けて以下の4つのフェーズで構成されました。

  • 基礎・マインドセット編: バーチャルタレントの定義から、YouTube・IRIAM等のプラットフォーム選定、SNS運用の鉄則まで、「活動の土台」を構築。
  • クリエイティブ・セルフプロデュース編: 0からのキャラクター設定、イラストレーターやモデラー(ママ・パパ)への正しい発注方法、OBS等の配信ツールの習得。
  • リスク管理・法務編: 著作権の基礎、契約書の注意点、炎上リスクの回避、そして長く続けるためのメンタルマネジメント。
  • 実践・分析編: ショート動画のトレンド分析、コラボ配信の成功法則、配信データを用いた自己分析と改善。

特に、弊社が重視したのは「法務と著作権(第14回)」や「メンタルケア(第15回)」です。華やかな世界の裏側にある、クリエイターを守るための知識を学生のうちに学ぶことは、将来のトラブルを未然に防ぐための重要な「盾」となります。

2. 総勢10名の現役Vライバーが登壇

理論を裏付けるのは、常に現場の声です。本講座では、弊社所属のタレントを中心に、総勢10名の現役Vライバーがゲスト講師として登壇しました。

白狼セキ、セレーネ・クローリス、明心ヨミ、バルド・ジン、花菱 来悠、白鼬かなで、大海原リュカ、万葉まよ、灯瀬焔、ラジェット・ディグリス(順不同・敬称略)。

学生たちは、実際にプロとして活動する彼ら・彼女らから「リスナーとの距離感の詰め方」や「自分をキャラクターに乗せるためのアイデンティティ構築」を直接学びました。 質問コーナーでは、「スランプの乗り越え方は?」「事務所に所属するメリットは?」といった、将来を見据えた鋭い質問が飛び交い、学生たちの本気度が伺えました。

3. 産学連携の先にある、新しいクリエイティブの形

今回の八文字学園での取り組みは、弊社にとっても大きな意義を持つものでした。 地方都市である水戸において、最先端のバーチャル文化を教育カリキュラムとして導入することは、地域経済の活性化や、物理的な制約を超えた新しい働き方の提示に繋がると確信しています。

受講した学生たちからは、 「VTuberがこれほど戦略的に作られているとは思わなかった」 「自分の描いたキャラクターが動く楽しさを知り、将来の選択肢が広がった」 といった声が寄せられています。

4. ボンドの今後の展望

弊社は、今回の八文字学園との取り組みを一つのモデルケースとし、今後も八文字学園や教育機関との連携を強化してまいります。バーチャルタレントは今や一過性のブームではなく、次世代のコミュニケーションインフラとしての地位を確立しつつあります。

私たちは、才能ある若者が正しい知識と技術を持ってこの業界に飛び込めるよう、今後も「教育」と「マネジメント」の両輪でバーチャル業界の底上げに貢献してまいります。

最後に、このような貴重な機会をいただいた学校法人八文字学園の教職員の皆様、そして真剣に講義に取り組んでくれた学生の皆様に、心より感謝申し上げます。

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